こんにちは元塾講師TSUTOMUです。今回は自粛生活にも効果的な「中学生におすすめのオンライン家庭教師」をランキング形式でピックアップしていきます。
オンライン家庭教師はその特性から、完全非接触で人的サービスが受けられる効率のよい家庭学習です。
中学生の通信教育でこのような人と接する学習スタイルはほかになく、とくに自粛生活で人的サービスを受けにくい最近は人気も急増している勉強方法になります。
そんなオンライン家庭教師を元塾講師の知識をもとに、さらに不明事項を電話確認により徹底チェック。
詳しく探ってみると思いがけない不安要素も感じられたオンライン家庭教師ですが、私ならこれを選ぶだろうという「安心できて間違いなく中学生におすすめ」といえる会社を3選にしました。
ご自分でおすすめのオンライン家庭教師をお探しになるのもいいですが手間と時間もかかるので、プロの目で見て信頼のおける会社をサクッと見つけるのも効率がいいと思います。
中学生におすすめのオンライン家庭教師
ここでピックアップしたオンライン家庭教師は「おすすめといえる5つの理由」をもとに算出しています。のちほどこの理由について詳しく解説していますのでチェックしてみてください。
完全に安心できるおすすめオンライン家庭教師
オンライン家庭教師「e-Live」
公式サイト:オンライン家庭教師「e-Live」
情報共有システム | デジタル式 ★★★★★ | 講師の質 | 紹介制 ★★★★★ | とくにおすすめ | 健常児 |
教材の自由度 | ★★★★★ | 料金体系 | ★★★★★ | 透明度の高さ | ★★★★★ |
とくに健常児の中学生におすすめのオンライン家庭教師が「e-Live」です。総合的に見てどこも問題なくいたって透明性の高い会社として客観的に考えると完全におすすめといえます。
オンライン家庭教師「e-Live」がおすすめといえる大きなポイントとなったのが紹介制の講師陣という運営スタイルで、家庭教師業界でよくある大学生アルバイトをかき集めただけという講師陣ではない部分。
実際にオンライン家庭教師「e-Live」を利用していた中学生を中心に、在籍する講師の紹介により「いたって信頼できる人物」だけが集まっているため高いクオリティの講師陣というのが大きな特徴です。
またこの講師陣は実際の利用者からも高評価を得ているのが事実で、それでいて料金も決して高いわけではなく、情報共有に優れる「デジタル式」を行っているのも完璧。中学生はもとより家庭にとって間違いなくおすすめのオンライン家庭教師です。
私も実際に、不明と感じた部分を電話で質問をしました。
オンライン家庭教師の中にはどうも情報を隠したがるという、どこか濁った空気感をもつ会社というのも正直いってわりと存在します。
しかしこのオンライン家庭教師「e-Live」の場合はすべて隠すことなく質問に対してクリアに答えてくれ、さらに世間話を談笑できるほど透明度の高い電話対応がとても好印象でした。
電話対応をしてくれたのは若い女性で、マニュアル形式ではなくいたって自然な受け答え。
きちんとした受け答えで「うちはここがちょっと良くないんです」などクリーンな会話ができたこともあって、システム・講師・料金なども含めすべてにおいて完全におすすめのオンライン家庭教師であると私は確信しました。
選んで失敗しないオンライン家庭教師を探すのなら、どこを見ても「e-Live」は間違いなくおすすめです。
私の感想:オンライン家庭教師「e-Live」の口コミレビュー
発達障害の中学生におすすめオンライン家庭教師
オンライン家庭教師「Netty」
公式サイト:インターネット家庭教師Netty
情報共有システム | デジタル式 ★★★★★ | 講師の質 | ★★★★★ | とくにおすすめ | 発達障害児 |
教材の自由度 | ★★★★★ | 料金体系 | ★★★★★ | 透明度の高さ | ★★★★★ |
発達障害の中学生におすすめのオンライン家庭教師が「Netty」です。なぜなら発達障害の理解にとても力を入れている家庭教師ノーバスが運営するオンライン部門のためです。
私も微力ながら発達障害コミュニケーション指導者という資格をもって、障害のある子供達と関わっています。その専門知識と塾講師の経験を踏まえた上で、いたっておすすめといえるのがこの「Netty」です。
オンライン家庭教師「Netty」が発達障害の中学生におすすめといえる大きな理由は、家庭教師ノーバスという首都圏のみを派遣エリアとする会社が運営しているため。
この家庭教師ノーバスは発達障害の理解にとても力を入れている数少ない企業の1つで、ウェブサイトを見てもかなり全面的な協力体制で発達障害対応についてバックアップしていることがよくわかります。
情報共有の部分においてもベストといえる「デジタル式」を行っており、なかなか理解につながらない発達障害の中学生でも直感的に学べるのというのが大きなメリットの1つ。
何でも自由にどうぞという教材スタイルや料金体系などを見てもクリーンで、いたって透明度が高く信頼のおける運営がなされているため私は発達障害の中学生におすすめのオンライン家庭教師であると確信しています。
電話委による対応も素直で正直に話してくれる、まったくもって好印象と感じられる受け答え。
包み隠さずなんでも教えてくれましたが、マイナスとして教えてくれた部分は「謙虚な姿勢」として表現されたことを、私は客観的に考えて決してもそうでもないという判断に至りました。
もちろんリアル家庭教師のように、積み木などを手に取って物理的に学ぶことはできません。
しかし考えられる最高の形で、本当に子供のことを考えた指導が行われます。
もっとも理想形に近いスタイルを求めるのであれば、このオンライン家庭教師「Netty」がいちばん求める形に近く効果的な選択になるといえます。
不登校の中学生におすすめオンライン家庭教師
「学研」のオンライン家庭教師
公式サイト:家庭教師入会問い合わせプロモーション
情報共有システム | デジタル式 ★★★★★ | 講師の質 | ★★★★★ | とくにおすすめ | 不登校児・健常児 |
教材の自由度 | ★★★★★ | 料金体系 | ★★★★★ | 透明度の高さ | ★★★★★ |
不登校に強い教育系企業といえば昔から定評のある「学研」です。学研が運営するオンライン家庭教師は多くのノウハウからもとくに不登校の中学生におすすめです。
学研の家庭教師はウェブサイトを見てもオンライン部門についての詳細情報はあまり記載されていませんが、リアル家庭教師と並行してオンライン家庭教師も運営されています。
その昔から学研の家庭教師は「不登校児の対応に優れる」として高評価を得ていることで有名でしたが、オンライン家庭教師でもそのノウハウをもって同じように不登校の中学生へ対応しています。
参考:学研の家庭教師
もちろん健常児のオンライン家庭教師としても大手教育企業のため安心できますが、不登校で悩んでいれば学研のこれまで蓄積された知識に頼ってみるのはとてもおすすめの選択になります。
情報共有のしやすいZoomを使った「デジタル式」はもとより料金体系や使用教材なども適切で、不登校対策の研修制度による優しい講師陣の対応が大きな特徴。
もし子供が不登校で悩んでいれば、学研のオンライン家庭教師はまず間違いのない選択です。
中学生におすすめオンライン家庭教師5つの理由
私がピックアップした中学生おすすめオンライン家庭教師は、ここでお話しする5つの理由によって裏付けられています。
- 情報共有システム
- 講師の質
- 教材の自由度
- 料金体系
- 透明度の高さ
情報共有システム
オンライン家庭教師でもっとも重要といえるのが「情報共有」で、ここに使われるシステムの違いにより学習効果が異なります。
オンライン家庭教師で使用される情報共有システムには、つぎの2通りがあります。
- 2台のカメラを使った共有方法‥「アナログ式」
- システムを使った共有方法‥「デジタル式」
2代のカメラを使う「アナログ式」による情報共有は、1台は顔用のWEBカメラ、もう1台は手元用の書画カメラが使われます。
顔用のWEBカメラはいずれの共有方法でも使用されるため必然ですが、もう1台の書画カメラで手元(教材や書いた内容)を映し出すという物理的なスタイルになります。
つまり講師側も同じように書画カメラを使って手元を映し出すため、画面内に2つの映像が表示される。
この状況を想像してみるといかがでしょうか。
たとえば子供が書いた計算式を手元カメラで映し出し、それに対して講師側が同じように手元を映しながら回答をするという状況。どう考えてもスムーズな情報共有とはいえません。
それに対して「デジタル式」の方法では手元を映す書画カメラは使わず、ペンタブレットを使って画面内に表示される「共有ノート」へお互いが書き込むというスタイルになります。
したがって子供が書いた計算式に、講師が直接書き込みながら指導できるという方法がデジタル式。
いたって「スムーズな情報共有が可能」といえるスタイル。
このように情報共有をしやすいのは明らかに「デジタル式」で、この方式は専用学習ソフトやZoomなどWeb会議サービスを使っているオンライン家庭教師で実現できるスタイルです。
健常児はもとより、発達障害がある場合はなおさら。
結果的に「デジタル式」のほうが情報共有しやすいため、私はこれを1つのおすすめ理由としています。
参考:オンライン家庭教師で情報共有がスムーズにできる「機材」を徹底解説
講師の質
オンライン家庭教師の講師というのは一般的に「大学生アルバイト」の集団ですが、人手不足で漠然と集めるよりも「紹介制」のほうが高いクオリティとなり易いです。
私たちがオンライン家庭教師の講師を判断するときに、もっとも大きな比較材料となるのが「集められ方」です。どのような方法で講師陣が集まっているかについて探るとクオリティがだいたいわかります。
一般的なオンライン家庭教師では募集求人を利用して大学生アルバイトを中心に講師として集められますが、より高いクオリティを維持しようと努めるオンライン家庭教師では「紹介制」が用いられています。
この「紹介制」によって厳選された人材のみ講師として集まり、結果的にハイクオリティな講師陣として効果的な学習指導を受けられるオンライン家庭教師として高評価を得られます。
また求人募集で集められた場合でもその後の研修制度などによりハイレベルの講師として成長しますが、この研修内容などもプロの業界人としての経験から判断した上で中学生おすすめオンライン家庭教師の根拠に含めています。
教材の自由度
オンライン家庭教師で使用される教材は「何を使っても自由」というのが基本的なスタイルです。もし購入するのみで選択肢がないといった場合などは要注意です。
オンライン家庭教師をくまなく探っていると見えてくるのが、付随して儲けようと考えて起こる「教材販売」です。教材販売そのものは問題ありませんが、本当に中身が伴っているのか詳細に確認することが大切です。
たとえば学研のオンライン家庭教師なども自社教材を選択できますが、この場合は「基本的に自由教材」「自社教材の購入」という2つの選択肢から選べるため問題ありません。
また大手教育企業ということで過去の実績も豊富であったり、塾用教材として使用されていることからも、極めて安心できて信用のおける教材という判断につながります。
私たちが注意すべきは「購入教材のみという選択肢」「高額な教材販売」です。
オンライン家庭教師で使用する教材は基本的に「自由」というのが原則ですので、購入するしかない、市販教材よりもはるかに高額といった場合は透明性の低い会社として注意すべきです。
このオンライン家庭教師の教材についても重要な判断材料となるため、私は中学生におすすめのオンライン家庭教師として1つのチェック項目に含めています。
参考:【元塾講師が解説】オンライン家庭教師の「教材」からわかる健全性
料金体系
オンライン家庭教師は情報共有システムをはじめスタイル全般において優秀と感じても、常識を逸脱するような高額料金が設定されている場合もあります。
コスパに見合った十分な提供内容で、納得できれば高額料金でも構いません。
しかし多くの場合はコスパに見合わず高額な料金を徴収するオンライン家庭教師もあるため、私たちは十分に注意をする必要があります。
とくに「時間における講師料(受講料)」のバランスはしっかりとチェックする必要があり、講師料が安いと感じても1コマ当りの時間が短ければ結果的に高額料金となってしまう恐れもあります。
またオンライン家庭教師で基本的に必要となる入会金や講師料のほかにも、意味不明な費用項目によって高額料金を徴収される場合もあります。
この場合は入会金や受講料のほかに「システム管理費」「登録料」「メンバー料」といった意味の分からない名目で設定されていますので、料金設定をくまなく探って適切な内容であることをしっかりとチェックすることが大切です。
料金設定を見るだけでも透明性がわかりますので、私はこの「料金」についてもおすすめの根拠として重要なポイントということで含めています。
参考:【元塾講師が解説】オンライン家庭教師の料金で知っておくべき3つのポイント
透明度の高さ
最後にお話しするのが「透明度」という部分ですが、これは全体を見渡したときの総合的な信頼性を表したものです。
すべての項目において優秀と感じても、最終的に不明な点について電話確認をすると「どうも受け答えに透明性が感じられない」という場合があります。
私も10社以上のオンライン家庭教師に電話で質問を試みましたが、不明点についてハッキリとした回答が得られない、話を濁そうとする、答えられず黙り込んでしまうなど明らかに不透明な対応をする会社が見受けられました。
もちろん全てにおいて完璧という会社はないと私は思っているので正直に「その部分は至りません」と素直に回答をしてくれれば信頼できますが、隠ぺいしようとする体質が感じられた場合はクリーンな会社とはいえません。
したがって提供内容も含め不明点をしっかりと電話確認した上で、すべてにおいて透明度が高く信頼のおけるオンライン家庭教師のみピックアップするためこのような項目を設けています。
あまりに考え過ぎという意見もあるかもしれませんが、私はこれくらいがちょうどいいと思っています。
まとめ
今回は元塾講師の経験をもとに、徹底的に調査を行ったうえで「中学生におすすめのオンライン家庭教師」をピックアップしました。
健常児、発達障害、不登校それぞれにおすすめのオンライン家庭教師としてふさわしい、情報共有システムをはじめとする提供内容を比較して選び出したランキングです。
オンライン家庭教師はその特性上、とても情報共有が難しい学習スタイルです。
したがってまずは情報共有が行いやすいシステムに注目し、さらに講師のクオリティ、料金体系、実際に電話対応で感じた透明性などを総合的に見て判断することが重要です。
オンライン家庭教師はたくさんありますが、本当に「おすすめ」といえる会社は少ないものです。
本当の意味で「中学生におすすめ」といえるオンライン家庭教師選びとして、今回ピックアップした3選を筆頭にしっかりと探ってみてください。